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7月10日乗鞍岳畳平の様子

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昨日10日、お天気予報は雨だったのに以外にお天気が良かったので駆け足で乗鞍岳畳平の様子を見てきました。今年は高山植物の開花が少しゆっくり目だと思いますが、ハクサンイチゲは見頃に入っていますし、コマクサも咲き始めています!
鶴ヶ池のほとりで、雨粒をいっぱいのせたコマクサに会うことができました。

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鶴ヶ池。
池のほとりにはハクサンイチゲが咲き始めていました。

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ピンクのコイワカガミや、クリーム色のツツジのようなお花はキバナシャクナゲ。
シャクナゲの中で一番標高の高いところで生きるこのシャクナゲは、夏山シーズンのほんの最初しか見ることができません。

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畳平お花畑へ。
この日は岐阜県側で落石があり、畳平発乗鞍高原行きが11時便が最終だったため急足で。
お花畑内は登山道には雪はなく、写真中央上部へ抜ける不消ヶ池方面への登山道も通行できます。

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階段を降りると右手にハクサンイチゲが咲き始めています。

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むむむ!よく見るとクロユリの蕾もいっぱい!!
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散策路は畳平のお花畑をぐるりと快適に一周できるようになっています。

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小さな星型のミネズオウもポチポチと咲いています。

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散策路が新しくなっています!!
歩きやすくて木の香りがして素敵!

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お花畑奥の方はハクサンイチゲ見頃に入っています。

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他にもミヤマキンバイやキバナノコマノツメなど黄色いお花も咲き始めています。

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位が原山荘上ではシナノキンバイが大ぶりなお花を咲かせていました。

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帰り道。標高2000mから見下ろす乗鞍高原。冬はゲレンデの一部、カモシカコースになります。
この斜面を滑り降りていると思うと結構急です!

こんな雲上のお花畑、山岳風景が、アルムから徒歩1〜2分のバス停から
畳平行きシャトルバスまたは13日から始まるご来光バスに乗って
たったの50分で見に行くことができるのです。
バス料金はシャトルバスは往復2500円、ご来光バスは往復2800円です。
バスの時刻表はこちら

http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/echoline/

今週末の連休もまだお部屋ご用意できます。

皆様のお越しをお待ちしております!!

ご予約はこちらからどうぞ。お電話でも承ります。
〜アルプスの日常へようこそ〜
プチホテル アルム
長野県 松本市 乗鞍高原 安曇4306‐1
Tel:0263-93-2951
Fax:0263-93-2675
HP https://alumu.com/
mail alumnorikura@gmail.com

 

こどもと森へオオカエデコーヒータカの渡りテレマークスキートレッキング登山紅葉自然観察雪景色Mt.norikura写真撮影冬の過ごし方

大自然の中で美味しいコーヒーを

タンブラーにコーヒーお詰めします

夏の終わりから始まった【Coffee stand servise】がご好評頂いています。
乗鞍高原の大自然の中で美味しいコーヒーを飲みたいというお客様のリクエストから、
お手持ちのタンブラーや水筒にアルムのハンドドリップコーヒーをお詰めしています。
時間はランチ営業の11時から14時まで。
ご宿泊のお客様はチェックインから21時まで。
翌朝はチェックアウトの10時まで、美味しいコーヒーを淹れさせて頂きます。

冬は薪ストーブ沸かしたお湯でドリップ。
アルムのコーヒースタンド

環境に配慮して、お手持ちのタンブラーや水筒にコーヒーをお詰めしています。

深々と降る雪を眺めながらのひとときは冬ならではのひととき。

冬のまいめの池で。
こどもと一緒におやつタイムも楽しいです。

バックカントリーでの至福のコーヒータイム。
また行きたいな。

テレマークスキーで森の中を探検した時。

緑の中で、牛留池に響く野鳥の声をBGMに。
この時はよもぎのクッキーをお供に。

上高地で穂高連峰を眺めながら。

黄金の森をみはらし岩から見下ろしながら。

さて。
次はどこへコーヒーとおやつ持って出掛けようかな。

乗鞍の大自然の中へアルムのコーヒーを連れてって!

ご予約はこちらからどうぞ。


トレッキング登山記念日Mt.norikura家族家族のストーリー

アルムと家族のストーリー ~世代を越えて~

お陰さまで39周年を迎えたアルム。
この夏は嬉しいことが続いています。
当館にお越し頂いているお客様方の、
『ご家族のストーリー』をたくさん見せて頂いています。
まずはこちらのご家族から。

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昨年の冬、お兄さん(左)にご友人とお泊まり頂きました。
そしてこの夏、ご両親をお連れ下さり、再びアルムに帰ってきて下さいました。
子供の頃、ご家族で何度も何度も乗鞍にお越し頂いていたそうです。
実はお父様はご体調を崩されていたそうです。
息子さんが『この夏、乗鞍岳に登ろう!』とお父様と約束し、
お父様は昔何度もご家族で訪れた乗鞍岳登山を目標にリハビリとしてウォーキングを続け、
見事3026m、乗鞍岳剣ヶ峰にご登頂されました。
この日の乗鞍岳からの眺めは…もう最高でした!!
ご到着時から、ご出発の時まで終始絶えなかったご家族の笑顔が印象的です。

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次のストーリーは長~い常連様のお話。

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もう30年以上前から毎年、(年に2回の年も)アルムにお越し頂いています。
初めはお二人で。
お子様がどんどん増え、かわいいお姉さんたちが今はもうすっかり大人になり、
真ん中のお姉さんはご結婚され、ご主人と一緒にアルムに帰ってきて下さいました。
12年前、「カレシはねぇ…う~ん、おとーさんみたいなひとがいいな。」
と言っていた通り、どことなくお父様に似た雰囲気のご主人と。

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ささやかですが、乗鞍ブルーベリーと庭のフサスグリのタルトでお祝いさせて頂きました。
おめでとうございます。末永くお幸せに!

この夏は、他にも、赤ちゃんの頃からご両親と何度もご宿泊頂いていて、
その赤ちゃんだった方がすっかりお兄さんになって彼女さんと一緒に乗鞍に帰ってきてくれました。
アルムのアルバムに当時の写真が残っていて、懐かしそうにご覧になっていました。

世代を越えて当館にお越し頂けること、感謝でいっぱいです。

次は、ご家族ではなく、会社の旅行でお越し下さっている方々のお話。
全国各地にある支社から社員の皆様が集まり当館で合流、ディナーの後は親睦会。
始めはスキー・スノーボードの冬合宿だったのですが、いつの間にか夏もお越し頂き、
夏も冬もお越し頂くようになりました。

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毎回お誕生日の方が居て、ケーキのご注文を頂きます。
乗鞍高原のフレッシュブルーベリータルトをご用意しました。

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サプライズで用意されたケーキにキャンドルを灯し、
バースディソングを全員で歌うのを見ていると、会社、というよりも、
大きな家族なんだなぁ、と思うのです。

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白い蕎麦の花揺れる乗鞍高原の夏。
暑さを楽しめるのはあと数日です。
お盆を過ぎた瞬間、秋の空気に変わる乗鞍。
15日以降まだお部屋ご用意出来ます。
夏の疲れを癒しにぜひ乗鞍高原へお越し下さいね。

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乗鞍岳畳平お花畑速報!

6日乗鞍高原観光センター前を9:30に発車の乗鞍岳畳平行きシャトルバスに乗って乗鞍岳畳平に行って来ました!
乗鞍高原は青空、乗鞍岳には雲がかかっていました。
予想通りの過酷な状況、寒くて強風、

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でも沢山の宝物の花々に会うことができました。

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お花畑に入ってすぐ、ハクサンイチゲが出迎えてくれました。

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お次はクロユリ!とにかく沢山咲いています。

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クロユリに会うと、夏山シーズン始まったなぁ、と肌で感じるのです。

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ミヤマキンポウゲとクロユリ。

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霧に包まれた今日だからこそしっとりふわふわのトナカイゴケとクロユリ。

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きらりコロンとあまつぶのせたコマクサに会えてうれしかった!
(コマクサはお花畑にはないのです。魔王岳にて撮影)

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ハクサンイチゲとコバイケイソウ。
今日は気温9度、強風に時折突風。
体感気温は4~5℃でした。
厳しい環境で何種類も一緒に生きている姿はほんとうに美しい。

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イワツメクサや

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キバナノコマノツメ。

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ショウジョウバカマや

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ヨツバシオガマのつぼみ。

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ウサギギクも芽を出し始めていました。
*畳平お花畑から不消ヶ池を通り、肩ノ小屋方面へ抜ける登山道はまだ通行止めでした。
畳平~肩ノ小屋の往復は鶴ヶ池のほとりを歩く登山道をご利用下さい。
大雪渓肩ノ小屋口バス停をご利用の際には少し遠回りとなります。
時間に余裕を持ってお出掛け下さい。
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雪壁の4号カーブ。
小さな雪渓が残っています。
乗鞍岳、高山植物たちが次々と目を覚まし始めていますよ~!

今週末、見ごろが始まった乗鞍岳にぜひお出掛け下さい。
お部屋にまだ余裕があります。ご予約はこちらから。
スターライトツアーもあります。こちらは残り席すでに少なめです。
お早めにお電話ください。

乗鞍岳ご来光バスは7月16日より運行予定です。

7月連休は残り少なくなって参りました。
ご予約お待ちしております。
ご宿泊ご予定日3日前の場合はお電話でお願致します。
乗鞍高原プチホテルアルム
TEL:0263-93-2951

 

お花トレッキング登山野鳥雪壁貸切露天風呂Mt.norikura天然温泉家族新緑一ノ瀬園地乗鞍岳春山バス

新緑の中をてくてく♪

今日は春山バスを途中下車、東大ヒュッテ口から東大ヒュッテ、夜泣き峠、一ノ瀬キャンプ場、アザミ池、ネイチャープラザでソフトクリーム、二人の小道、オルガン橋を渡って帰ってきました。

久々に一人で入った森。

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最初はちょっと心細いけれど、キビタキやミソサザイ、ツツドリのさえずりを聞き、

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タケシマランの花に見とれているうちに、すっと森になじんでゆく。
ちょっと森に入っただけで、重かった体と脳みそが息を吹き返すこの感じ。

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今まで何度、こうやって森の空気から元気をもらってきただろう。

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久々の一人の時間。

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夜泣き峠の急な坂を注意深く下って振り返ると

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春を叫んでいるかのようなミズナラに会う。

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まだ目を覚ましたばかりの緑たち。

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もう咲こうとしているベニバナイチヤクソウ。

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柔らかい若緑に見とれているとカッコウが鳴く。
エゾハルゼミが鳴く。

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アザミ池ではモリアオガエルが鳴き、
ミツガシワの白い花が水面に映っている。

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ガマンできずにネイチャープラザでソフトクリーム。

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二人の小道を一人で歩くと、キビタキの雄が羽をぶんぶん鳴らして縄張り争い中!

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木漏れ日で明るく照らされたオオカメの木の葉。

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緑の苔に覆われた岩とせせらぎのお気に入りスペースで一休み。

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オルガン橋はムラサキヤシオに彩られてステキ。

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あっという間に午前中が終わっているのでした。
体力や体調、気分に合わせて選べるトレイルがこんなにも身近に、
豊富にある乗鞍高原。
雪壁だけじゃもったいないんです。

ゆっくり歩きにお越し下さいね。
その後の温泉は格別…。