昨日はおやつを持って白樺峠へタカ(サシバ、ハチクマ、ノスリなどの猛禽類のこと)の渡りを見に行って来ました。
白樺峠は乗鞍高原から車で20分、山道を登って30分。
タカたちが日本列島を南へ渡り、東南アジアまで渡ってゆく姿を間近で見ることができる場所なのです。
昨日はお天気が良かったので、1日で2000羽飛んだそうです!
白樺峠のタカの渡り速報はこちら。
タカ見の広場までの登り30分、うちのおちびが登れるか心配していましたが、
楽しそうに駆け上がってゆくではありませんか。
完全に置いていかれバテる私…
お~い、待って~。
待ってってば~汗。
久々に来ましたがこんなに気持ちのいい道だったっけ。
見上げれば黄葉し始めた白樺がきれい。
広場には人、人、人。
こんなにたくさんの人が見ていたら、タカも照れちゃうんじゃないかな、とおちび。
山の谷のず~と向こうに見える白く霞んだ松本市街地を背景に上ってくるタカや、
眼下の森から上がってくるホシガラス、頭上に舞うアマツバメが現れると
広場にはどよめきと、バズーカ砲のようなカメラから連続シャッター音が。
なんとも言えないマニアックなムードがたまりません。
こちらはず~っと前に撮影出来たノスリ。
そして昨日撮れたサシバ。
おやつがメインの私たちは会場の端っこの木陰でのんびり。
上昇気流に乗って(おちびには温かい空気のエレベーター、と説明)
翼を広げ、どんどんと高度を上げて、南へと滑空してゆくタカたち。
おちびはタカになった気分で次々に疑問をぶつけてきます。
タカはどこでねんねしてるんだろう。
雨の日はどうしてるんだろう。
海を渡るって、疲れたらどうするんだろう。
海ってどこまで広がっているの?
さらに、
なぜ海の方向が分かるんだろう?
これは私の疑問。
南を目指して渡ってゆくタカたちはどんな景色を見ているんだろう!!
やがてこのタカたちが渡ってゆく海に、
日本の冬の間、タカたちが過ごす南の島に思いを馳せた一日でした。
また行きたいな。
乗鞍岳の紅葉が例年より少し早めに始まっています。
9月24日の紅葉情報はこちら。
見ごろが始まっています。
乗鞍高原一ノ瀬園地もウルシややますももの木の葉が色付き、
すっかり秋の装いに。
大カエデは今色付き始めたばかり。
静かで、のんびり歩くのが最も気持ちいい季節がやって来ました。