お花こどもと森へアルプスの日常イベントトレッキングバックカントリーランチレンゲツツジ、新緑野鳥自然観察雪壁Mt.norikura写真撮影天然温泉家族家族のストーリー山菜新緑星空森林浴水芭蕉一ノ瀬園地温泉乗鞍岳春山バス

山暮らしのお裾分けプラン始まります

乗鞍高原では、茶色い地面から若く柔らかい黄緑色のふきのとうが顔を出し始め、ようやく春の訪れを感じられるようになりました。
それはもう、輝いて見えるほど美しい!

記録的な雪不足だったこの冬ですが、3月の終わりから4月初めにかけて帳尻を合わせるかのようにどっさりと降ったので、この春の兆しは特別嬉しいのです。

地元、乗鞍高原で採れる大自然の恵みを頂きながら日々生活している私たち。
そんなアルプスの日常を皆様にも味わっていただきたい、という思いで
5月7日〜6月30日まで「山暮らしのお裾分けプラン」をご提供いたします。
その日に採れた山菜を一皿お裾分け。
それはふきのとうのてんぷらだったり、あつあつごはんにぴったりのふき味噌だったり。
IMG_20170406_174107.jpg
コシアブラのおひたしだったり、ラッキーだと、たらの芽のてんぷらだったり、
ワラビのおひたしだったりするのです。

DSC_0372

ご予約の際に、「春の山暮らしプランで」とお伝えくださいね。
本日17日より乗鞍高原からすぐお隣の上高地が開通しました。
27日からは乗鞍岳春山シャトルバスも運行開始されます。
乗り場はすぐ隣の観光センター。
時刻表はこちら

この春山バスの運行期間中だけの限定で、今年もそばガレットの春山ランチ(山菜を包んだそばガレットに日替わりデザート、コーヒーor紅茶で1200円)をお出しします。

ガレット (1)

アルムに泊まってすぐ隣の観光センターから乗り換えなしで天空の別天地へ!

dc150526-HIDEmifkaka

除雪が徐々に進んでいくので、一番雪壁が高いこの地点(通称4号カーブ)に到達するのは5月の中旬過ぎでしょうか。お泊まりでの春山登山、BCバックカントリーに便利です。

dc110525-kabe (1)

5月のゴールデンウィーク中は宮の原地区・一の瀬園地で水芭蕉が咲きはじめ、
4月27日〜5月6日まで水芭蕉ガイドツアーが開催されます。

55538072_1415582895247956_6337209354596384768_o.jpg

5月の連休を過ぎるあたりから
春の儚きものたち(スプリングエフェメラル)が次々に目を覚まし始めます。

spring_ニリンソウ

二輪草や

DSC_0014

ヤマエンゴサクなど。
可愛らしいお花が咲き始め、

dc15052-mifkaka2

木々の芽吹きが始まり、ようやく桜が咲き、山すももの白い花が香ります。
私たち地元も心踊る、芽吹きの季節がやってくるのです!!
アルムのお散歩マップを片手におさんぽしてみてくださいね。

DSC_0104

野鳥たちの声も日に日に増え、トレッキングには最高の季節到来。

dc140516-kenmif

小梨(ズミ)が咲き、

dc100601-zumi

6月に入ると一雨ごとに目にも鮮やかな様々な緑に出会うことができます。

dc140608-green

6月中頃はレンゲツツジ燃える季節。

IMG_20160611_095140 (1).jpg

4月25日から6月16日まで信州花フェスタ2019が開催されます。
乗鞍高原には野生の花々が溢れていますよ!
大自然の中で生きる姿にきっと心癒され、パワーをもらえるでしょう。
ぜひ乗鞍高原まで足を運んでみてくださいね!!

ご宿泊のご予約はこちらからどうぞ。

アルプスの日常へようこそ。
乗鞍高原プチホテルアルム
TEL:0263-93-2951
Petit Hotel Alum

こどもと森へトレッキング自然観察写真撮影家族家族のストーリー森林浴一ノ瀬園地

夏の終わりに夏の思い出

33回目の乗鞍マウンテンサイクリング大会が終わり、夏があっという間に過ぎ去っていきました。
季節はすっかり秋になった乗鞍高原です。
夏の終わりに、楽しかった夏の思い出を。

7月の終わりのこと。
けんちゃんの大学の時の先輩がご家族を連れて遊びに来て下さいました。
上高地をゆっくり散策した後お泊まり頂き、翌日は乗鞍のおススメスポットを一緒に歩きました。

まず始めに向かったのは「まいめの池」。
アルムから車で5分、そこから歩いて5分と、晴れていると乗鞍岳が写り込みとても美しく、
手軽に行くことができる絶景ポイントです。

dc180727-maime

まだ夏本番!という時期でしたが、真っ赤っかなショウジョウトンボを始め、たくさんのトンボに囲まれました。柔らかなそよ風が吹いていて、乗鞍高原から乗鞍岳エコーライン、剣ヶ峰までを眺めることができました。

dc180727-zengoro8

そして夏の乗鞍と言えば滝!
この緑のトンネルも一緒に歩きたかったのです。

dc180727-牧野様

簡単に行けるまいめの池に比べ、木の根っ子や、でこぼこ土の道を登る善五郎の滝への道。
そんな道を進めば進むほど、体の中に眠っていた野生の力が湧いてくるかのようにずんずん
ペースが上がるH君。
木漏れ日が落ちる緑のトンネルの中を、パパを追いかけ駈け上がっていきます。
段々と水の流れる音が近づいて来て…

dc180727-zengoro

展望台からのこの景色!
善五郎の滝と乗鞍岳を見た後、さらに階段を下り・・・・

dc180727-zengoro4

水しぶきを浴びられる滝つぼまで下りました。

dc180727-mif&ho-cyan

ひゃー冷たい!涼しい!!
天然のシャワーを全身に浴びて万歳~!!な2人。

dc180727-zengoro6.JPG

滝しぶきをコロンと乗せた足元の葉っぱも輝いています。

dc180727-牧野papa&ho-cyan2

そしてこの後、H君、びっくりする行動に!
なんとこの冷たい川のお水で顔を洗ったのです!
全身でこの大自然を味わっている姿に私が感動してしまいました。
ベンチに座っておやつを分けてもらったり、バッタを捕まえて
その表情をつぶさに観察したり。

dc180727-zengoro2

この青い青い古い滝壺に揺れる岩魚を数えたり。

dc180727-ho-cyan

クマよけの金棒を森いっぱいに響かせる背中も頼もしい。

dc180727-mizunara

見上げれば木漏れ日のシャワー。
この緑が黄色に変わる季節はもうすぐそこ。

dc180727-mifsasabune2.JPG

最後に一ノ瀬園地で川遊びをして帰って来ました。
自然の中で過ごす時間ってやっぱりすてきだな。
私だけじゃなく、大人だけじゃなく、子供たちも、
たくさん新しい元気やエネルギーをもらえるな、と再確認。
そして、大学の時の繋がりがあって、今こうして会いに来て下さる方がいることが嬉しいなぁ!
また一緒に歩きたいな、と思ったのでした。

乗鞍高原には天然のリフレッシュスポットがたくさんあります。
ありがたいことに滝は春も夏も秋も冬も、いつでもあります。
夏休み、まだこれからの方、
残暑で疲れてしまった方、
ぜひ乗鞍高原にリフレッシュにお越し下さい!

10月の連休は残り少なくなって来ました。
ご予約はこちらから。

 

 

 

 

イベントオオカエデトレッキング紅葉自然観察貸切露天風呂黄葉写真撮影天然温泉星空一ノ瀬園地

オオカエデ見頃はじまる

乗鞍岳から急ぎ足で駆け下りてきた紅葉。
乗鞍高原では冷え込む日が例年に比べて少なく、足踏み状態が続いておりましたが、
ここ数日の一ノ瀬園地の色付きがとても美しいです。
最初の写真は昨日18日のオオカエデ。

dc161018-ookaede3

朝陽を透かして輝いていました。
そして今朝のオオカエデ。

dc161019-ookaede

もう一歩色付きが進みました。

dc161019-ookaede2

乗鞍岳の高い方から下りてきたのでしょうか。
ルリビタキのさえずりが響いていました。

dc161019-ichinose

一ノ瀬園地を包むミズナラやシラカバの森も日に日に明るい黄色になっていきます。

dc161019-mizunara

お気に入りの木陰。

dc161019-donguri

形のきれいなどんぐりたち。

dc161019-noribara

ノイバラの実が輝き、

dc161019-sakura

ヤマザクラの葉が揺れ、

dc161019-tonneru

トンネルの向こう側をのぞいてみたくなる今日のお散歩。

dc161019-tonnnel

その先には、

dc161019-cycringrode

落ち葉がいっぱいの道。なんだか明るいのは、

dc161019-cycringrode3

頭上に広がるカエデのパラソル!

dc161019-hananoki

淡い秋色のグラデーションを見せてくれるのはハナノキ。
赤や黄色の葉裏は真っ白で、私の中の『散った後まで美しい』ナンバーワンの木。

dc161019-hananoki2

一枚の葉に何色載せているのでしょう?

dc161019-maime

紅葉を映し出すまいめの池。

dc161019-maime2

今日もここからの眺めはステキでした。

dc161019-kaede2

まいめの池奥のカエデに会いに行くと、こっそり静かにこの絶景をカメラに収めているお客様にお会いしました。
「今日は特別きれいですね」と挨拶がわりに言葉を交わし、
しばしの間、燃えるような紅色を二人占めしたのでした…♪

dc161019-kaede3

どこまでも透き通るような紅色。

dc161019-kaede6

他のお客様もカメラ片手にあっちこっちでシャッターを切っています。
どこを撮っても絵になる季節。

dc161019-alum

アルムの桂も今とてもきれいです。

dc161019-alumkatsura

黄金のシャワーを浴びているみたい!
今週末はおやきときのこフェスタもあります。
まだお申込み間に合いますよ!
22日お部屋残り少なくなってきました。
今週末あたりから新月に近付き、星空も期待できそうです。
紅葉、オオカエデ、おやきにきのこ、お蕎麦に温泉、夜は星空!
おいしい週末になりそうです。

*明日20日より「泊まってget!天空カウベルキャンペーン」がスタートします。
のりくら天空ふぁんCLUBにご入会の方は会員証をお持ち下さいね!
かわいい天空カウベルをプレゼントします♪

11月12日の地酒フェスタも毎年人気です。
会場は当館お隣。ご予約はお早目に。

年末年始のご予約も受付開始致しました!
ご予約はこちらから。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

乗鞍高原プチホテルアルム
TEL:0263-93-2951

 

お花トレッキング登山自然観察雪景色Mt.norikura写真撮影乗鞍岳ご来光

乗鞍岳畳平お花畑速報!

6日乗鞍高原観光センター前を9:30に発車の乗鞍岳畳平行きシャトルバスに乗って乗鞍岳畳平に行って来ました!
乗鞍高原は青空、乗鞍岳には雲がかかっていました。
予想通りの過酷な状況、寒くて強風、

dc160706-tatami

でも沢山の宝物の花々に会うことができました。

dc160706-hakusanichige

お花畑に入ってすぐ、ハクサンイチゲが出迎えてくれました。

dc160706-kuroyuri

お次はクロユリ!とにかく沢山咲いています。

dc160706-kuroyuri (4)

クロユリに会うと、夏山シーズン始まったなぁ、と肌で感じるのです。

dc160706-miyamakinpou

ミヤマキンポウゲとクロユリ。

dc160706-koke

霧に包まれた今日だからこそしっとりふわふわのトナカイゴケとクロユリ。

dc160706-komakusa (2)

きらりコロンとあまつぶのせたコマクサに会えてうれしかった!
(コマクサはお花畑にはないのです。魔王岳にて撮影)

dc160706-kobaikei

ハクサンイチゲとコバイケイソウ。
今日は気温9度、強風に時折突風。
体感気温は4~5℃でした。
厳しい環境で何種類も一緒に生きている姿はほんとうに美しい。

dc160706-iwatume

イワツメクサや

dc160706-kibanakomano

キバナノコマノツメ。

dc160706-syoujyou

ショウジョウバカマや

dc160706-yotubashioganma

ヨツバシオガマのつぼみ。

dc160706-usagigiku.JPG

ウサギギクも芽を出し始めていました。
*畳平お花畑から不消ヶ池を通り、肩ノ小屋方面へ抜ける登山道はまだ通行止めでした。
畳平~肩ノ小屋の往復は鶴ヶ池のほとりを歩く登山道をご利用下さい。
大雪渓肩ノ小屋口バス停をご利用の際には少し遠回りとなります。
時間に余裕を持ってお出掛け下さい。
dc160706-4gou

雪壁の4号カーブ。
小さな雪渓が残っています。
乗鞍岳、高山植物たちが次々と目を覚まし始めていますよ~!

今週末、見ごろが始まった乗鞍岳にぜひお出掛け下さい。
お部屋にまだ余裕があります。ご予約はこちらから。
スターライトツアーもあります。こちらは残り席すでに少なめです。
お早めにお電話ください。

乗鞍岳ご来光バスは7月16日より運行予定です。

7月連休は残り少なくなって参りました。
ご予約お待ちしております。
ご宿泊ご予定日3日前の場合はお電話でお願致します。
乗鞍高原プチホテルアルム
TEL:0263-93-2951

 

お花トレッキング野鳥自然観察Mt.norikura写真撮影天然温泉家族新緑森林浴

こどもと森へ。6月の原生林

梅雨が始まると歩きたくなる場所があります。
それは…
乗鞍高原、原生林の森の中。

dc160612-shinanoki

森に入って最初に出会うのは大きな洞の空いたシナノキの古木。
穴の中に入ったらトトロに抱っこされてお空に飛んで行けそうな…

dc160612-mif2

そんな大木です。

dc160612-mifpapa7 (2)

オオルリ、ミソサザイ、メボソムシクイにエゾムシクイ、キビタキにホトトギス、ヒガラに遠くからツツドリの声も。
エゾハルゼミも一斉に鳴きはじめました。

dc160612-ginryo2

苔生す足元には…。
この時期しか会えないギンリョウソウが咲き始めていました。

dc160612-ginryo6

美しいこの姿、雨上りにももう一度ここに来たい、と思いながらシャッターを切ります。

dc160612-ginryo5

まるで妖精のドレスの様。
透けて輝いている姿を見つけ、息を飲みます。

dc160612-ginryo9

なんてきれいなんだろう。

dc160612-ginryo10

兄弟で咲いているものや、

dc160612-ginryo4 (2)

ひっそり一人で咲いているものも。
「これきれい。持って帰りたい。」とおチビ。
このお花はこの森でしか生きていけないことを伝え、
大切にすること、
またこの森に来て、このお花に会いに来ることを約束して進みます。

dc160612-gonryo9

これがまた不思議なこと!
真っ白ではなく、ちょっとグレーがかったものもあるのです。
毎年この場所に咲くギンリョウソウはこの色。
なぜか?
ちょっと調べてみたくなりました。

dc160612-gozen2

咲いたばかりの初々しいゴゼンタチバナや

dc160612-maiduru

プチプチ弾けるマイヅルソウを見つけ、

dc160612-kometuga

しっとりと柔らかいコメツガの新芽を触りながら進むと、

dc160612-ushidome

鏡のような牛留池に出てきます。
聞こえてくるのはモリオアガエルの鳴声。
そろそろ周りの茂みから泡のように下がるカエルの卵が見つけられる頃です。

dc160612-ruriito

瑠璃色のルリイトトンボや、

dc160612-kaojirotonbo

お顔が白い、カオジロトンボにも会えます。
乗鞍高原はこのトンボの生息地の南限だと、乗鞍自然保護センターのお姉さんが教えてくれました。

外で食べるおにぎりのおいしさを味わいながら、
また乗鞍高原の宝物を見つけて帰って来たのでした。

6月の乗鞍。
静かに、じっくり、ゆっくりと森の生命力を感じに来ませんか?

乗鞍高原プチホテルアルム
TEL:0263‐93‐2951